海外旅行の手引き

近頃は海外旅行を気軽に楽しめるようになりましたが、国内旅行のように思い立ってすぐに出発という訳には行きません。色々面倒な手続きが必要です。旅行代理店に手数料を支払えば代行してもらえますが、自分であれこれ準備するのも楽しいものです。

※楽しい海外旅行で犯罪に巻き込まれないようこちら(犯罪の手口)を参考にして下さい。

パスポートの申請

発行まで7~10日間位かかりますので、必要な書類を早目に揃えて、自分の住民票のある都道府県庁の旅券取り扱い窓口に申請しましょう。

書類を揃える

パスポートを申請するためには次の書類が必要です。

1.一般旅券発給申請書1通(国外で申請する場合は2通)
申請書はパスポート申請窓口で入手できます。申請書は5年有効なパスポート申請用(5年用)と10年有効なパスポート申請用(10年用)の2種類に分けられています。
2.戸籍謄(抄)本1通
申請日前6ヶ月以内に作成されたもの。
3.住民票の写し1通(国外で申請する場合は不要)
本籍の記載が必要。申請日前6ヶ月以内に作成されたもの。
4.写真1枚(国外で申請する場合は2枚)
縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なしで、無背景(薄い色)の写真。
申請日前6カ月以内に撮影されたもの。
無帽で正面を向いたもので、頭頂から顎までが34±2mmであるなど、申請書に記載されている規格を満たしていることが必要です。
写真の裏面には申請者の氏名を(表面に文字が浮かび出ないよう筆圧に注意して)記入して下さい。

(注)記入の際は表面にインクがにじまないように、また凸凹が出ないように注意して下さい。

パスポート用写真の見本
5.官製はがき1枚(国外で申請する場合は不要)
未使用のもの。宛先として住民票どおりに申請者の住所、氏名を記入して下さい。
6.申請者本人に間違いないことを確認できる書類(有効な書類の原本に限ります)
(1)1点で良い書類(一部省略)運転免許証、船員手帳、宅地建物取引主任者証など
(2)2点必要な書類AとBの各1点、又はAから2点を提示して下さい。
A 健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書(手帳)、船員保険年金証書(手帳)、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(登録した印鑑も必要です)等
B次の内写真が貼ってあるもの。学生証、会社の身分証明書、公の機関が発行した資格証明書等

(印鑑が必要な場合があります)

申請する

上に掲げられている書類を全部揃えて、住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で申請して下さい。
申請から受領までに、通常1週間程度(土・日・休日を除いて)かかります。

受領する

パスポートを受け取る時には次のものを持って、本人が必ず交付(申請)窓口においで下さい。

  1. 申請の時に渡された受理票(受領証)
  2. 手数料(必要額の収入証紙及び収入印紙を受領証に貼付して下さい)
旅券の種類収入証紙(注1)収入印紙合  計
10年間有効な旅券(20歳以上)2,000円14,000円16,000円
5年間有効な旅券(12歳以上)2,000円9,000円11,000円
5年間有効な旅券(12歳未満)2,000円4,000円(注2)6,000円
  1. 申請の時に提出し、自宅に送られたきたはがき

ビザの申請

ビザ(査証)とは渡航先国の入国許可証のことですが、国によっては不要なところもありますから、渡航先国の大使館、または領事館などに問合せて確認しましょう。

外貨の購入

外国で自由に使える外貨は国によって異なりますが、現在では制限のないところが多くなっています。邦貨の持ち出せる金額には制限がありますので気をつけましょう。外国では、邦貨をいくら持っていても自由に外貨と交換することはできません。海外へ出発する前に外国為替取り扱い銀行で必要な金額の両替を行うとよいでしょう。その場合、行く国の通貨に両替するのもいいですが、何ヶ国に渡って旅行するときや盗難を心配するなら、旅行小切手(TC=トラベラーズチェック)にしておくのが安心でしょう。

予防注射について

渡航先国によっては、旅行者によって伝染病が持ち込まれないように、出国のときに予防注射を受けた証明がないと、入国を許可しない場合があります。必要なときには、パスポートの手続きと同時にするといいでしょう。アメリカやヨーロッパでは殆ど不要ですが、どうしても不安なら各地の検疫所や民間の診療所でも予防接種が受けられます。

出発前に

旅行する国の風俗や習慣、気候、治安等を調べておきましょう。レディーファーストやチップなど、日本人にはあまり馴染みのない習慣がありますので注意したいものです。また、こちらが夏でも渡航先が冬だと、持っていく服装も違ってきます。

パスポートの申請に必要なもの

 国内国外
初めてパスポートを申請するとき等(新規発給)1.一般旅券発給申請書1通1.一般旅券発給申請書2通
2.戸籍謄本又は抄本1通2.戸籍謄本又は抄本1通
3.住民票写し(本籍地入り)1通3.写真2枚
4.写真1枚4.その他参考となる書類
(本人確認ができるようなもの)
5.身元確認書類(運転免許証等)
6.未使用の官製はがき1枚・印鑑又は拇印が必要な場合があります
・印鑑が必要な場合があります
残存有効期間が1年未満となったとき(切替発給)記載事項に変更がない場合記載事項に変更がなく、
在留届けが行われている場合
1.一般旅券発給申請書1通1.一般旅券発給申請書2通
2.住民票写し(本籍地入り)1通2.写真2枚
3.写真1枚3.有効旅券
4.未使用の官製はがき1枚・印鑑又は拇印が必要な場合があります
・戸籍謄・抄本が必要な場合があります
5.有効旅券1枚
・印鑑が必要な場合があります
パスポートを紛失、焼失、損傷、または盗難にあったとき(再発給)(国外では、「帰国のための渡航書」を)1.一般旅券再発給申請書2通1.一般旅券再発給申請書2通
2.住民票写し(本籍地入り)1通2.写真2枚
3.写真2枚3.紛失届
4.身元確認書類(運転免許証等)4.警察署発行の証明書等
5.未使用の官製はがき5.その他参考となる書類(本人と確認できるようなもの)
6.紛失届
7.警察署発行の証明書等6.「帰国のための渡航書」の発給を受けて帰国する場合は、1.に替えて渡航書発給申請書
・損傷の場合は6・7に代えて損傷した旅券
・印鑑が必要な場合があります
・損傷の場合は3・4に代えて損傷した旅券
・印鑑又は拇印が必要な場合があります
姓名または本籍地に変更があったとき(訂正)1.一般旅券訂正申請書1通1.一般旅券訂正申請書1通
2.戸籍謄本又は抄本1通2.戸籍謄本又は抄本1通
3.有効旅券3.有効旅券
・印鑑が必要な場合があります
・住民票が必要な場合があります
・印鑑又は拇印が必要な場合があります
査証欄の余白がなくなったとき(増補)1.一般旅券査証欄増補申請書1通1.一般旅券査証欄増補申請書1通
2.有効旅券2.有効旅券
・印鑑が必要な場合があります・印鑑又は拇印が必要な場合があります